独り言

相次ぐ食品問題について

ここ最近の食品などの偽装、偽造問題には
今更ながら、同じ食品業界に身を置く立場として
驚きを隠せないでいる。
マンションの耐震偽装に始まり、自衛隊のアメリカに
対する給油量の偽装、赤福に始まる和菓子業界の
JAS法違反など、私達を取り巻く生活環境全般に
近年は大きな問題が溢れているように思います。
難しい事は私では解りませんが、親父たちの時代から
(60年ほど前)あらゆる物品や情報が、あまりにも
膨大に溢れすぎているように思います。
御餅一つにしても、これだけの材料がある中で、どれを使い、
使わず、どの食品添加物を使うのかなど、産地や単価などを含めて
考えればきりが有りません。
もちろん商売ですので、利益を上げなければなりません。
ましてや従業員が多い企業は大変でしょう。
伊勢を代表する赤福ほどの老舗大企業が、たった数日でこの有様・・・
私はまだ33歳ですが、狂牛病以来この食肉業界は、まさに
激変の時代を迎えています。
いえ、食肉業界だけではありません。
一番安心安全と、安定が求められる食品の生産、流通が
大きく変わろうとしているのだと私は考えます。
商社のような大企業や、地元の大きな企業が一社で
大きな利益を得る時代は変わろうとしているのです。
これからは大量生産大量消費型の時代から、地域密着型の
横の繋がりの有る、優しい村のような・・・
(どのように伝えたらいいのか解りませんが・・・)悲しい
とにかく、私達のような小さな商店でも、独自の特徴の出せるような
それが受け入れられるような社会になっていけば良いのになと思います。
私は数頭からでもいいので、牛や豚を飼ってみたいと考えています。
そして生産者が目で見える、いつでも生産地に遊びに行ける。
そんなお店作りをしてみたいです。
理想と現実はかなり厳しい差が有りますが、大きな夢を語って
いきたいと思います。

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