先日読んだ本に、こんな事が書いてあった。
日本人の好む霜降りの和牛は、人間に例えると成人病で
とてもではないが、健康であるとはいえないらしい。
今流行のメタボリックシンドロームというやつだ。
考えてみれば、あまり好ましい話ではない。
メス牛は、子供を生む前に3年ほどで肉になる
オスは、生まれてすぐに去勢されて2年数ヶ月で肉になる
去勢しない牛の肉は、そんなに不味いのか?
牛を人間に例えても、健康な牛では買ってもらえないのかな?
数年前の狂牛病問題も、そもそもは草食の牛にいくら育ちが良い
といっても、肉骨粉を食べさせて、共食いをさせてはだめでしょう。
自然の理を外れては、いくら良い物が出来ても結局は良い結果を
生まない。
地球温暖化の問題も、高級な商品を船や飛行機で二酸化炭素を
排出しながら運んでいては元も子もない。
近くの畑で取れた野菜や、近くの川で釣れた魚、近くの牧場で取れた
牛乳やお肉。
それらの将来の担い手の育成こそが大切だと思います。
食育などと言っていても、結局は品質の揃った、同じ形の商品を
揃えたがっているのが現状で、それだと近隣の小さな農家や
酪農家、商店主の良い所が生かせない。
結局は、大手の会社に値段で叩かれて生活が出来ずに廃業と
なってしまう、悲しい現実が沢山ある。
もっと本当の意味での地産地消を、地域の小規模企業が実践を
していかなくてはいけないと、最近強く思います。
でも、その方法と手順がよく分からず難しい・・・
独り言
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