独り言

思う事・・・

みなさん、こんにちは。楽しい
3月11日の東日本大震災以降、マスコミ等々で大きく騒がれている
原子力発電所の事故による、放射性物質の人体に対する影響を心配
しての、食肉に対する影響と食肉販売業者の現状を書きたいと思います。
私はブログに今まで、食肉販売業者の立場からの思いを載せてきません
でしたが、この辺で一度考えを書くのも良いのかなと思い、書かせて
頂きます。
弊社は約90%が、学校給食や病院施設等の卸売で生計を立てています・・。
ちょうど夏休み前頃から、各教育委員会等から牛肉のセシウム汚染に対する
問い合わせが一気に増えました・・。
弊社では、仕入れメーカー先(日本ハムグループ会社・日本フード)が
全頭検査を実施しているので、検査をパスした牛肉しか仕入れていない
のです・・・。
ところが、その保証を弊社に求める声も中には有り、書面での提出を
求められる事もありました。
夏休み明けの新学期から、当面の間牛肉の使用を控える所が多く、食肉業界
は、大打撃を受けております・・・。
また、畜産農家さんの生活の事を考えると、気の毒で仕方がありまん・・・。
一連の牛肉問題に関しては、一専門店では、「どうしようもない」と
言うのが本音です・・・。
自店の衛生管理等の問題ではなく、他の影響による物だからです。
ですから、牛肉の使用に関しては、消費者さんにお任せするしかありません、
(検査体制は整っていますので・・・安心はして頂きたいのですが、目に見えないものだけに、心配する気持ちは十分に理解できます)
思い起こせば、私が実家の精肉店を手伝い始めて暫くしてから、O-157・
狂牛病・豚インフルエンザ・鳥インフルエンザ・口蹄疫と、次から次えと
問題が起きるものですね・・・・。
(中には、人間による悪質な偽装問題もありました・・・)
ですが、この放射性物質の汚染に関しては、大地震による津波の為に起きた
仕方のない事ではなく、明らかに長期に渡る人為的・政治的に悪質なミスで
あると、私は考えます。
表面的には、牛肉等の一部の食品が問題視されていますが、牛肉だけで考えても、レバーやホルモン等の内臓はどうなったのでしょうか・・・?
原発から離れた県でも、ホットスポットがあるように、放射性物質は目に
見えないだけで、必ず何処かに溜まっているのです。
以前に読んだ雑誌か何かに書いてあった記事を思い出しました。
地球上で一番有害物質を多く取り込んでいる人達は何処に住んでいる
人達でしょうか?
と言う内容だったと思いますが、その答えに驚かされました・・・。
私は、アメリカ人?  中国人?  などと考えましたが、
実は・・・
北極圏に住む、エスキモー達である。
と言うのです・・・。
エスキモーと言えば、犬ぞりで狩りに出掛けて、アザラシなどを狩って
生肉を食べる事でビタミンを取り入れている、現代社会とはかけ離れた
伝統的な食生活を行っている民族だと私は思っていたのですが・・・。
それが、いけなかったらしいのです・・・・。
アザラシ等は、海底の貝類を主食としているらしく、その貝類は海底に住み
海底で餌を探して食べます・・・。
地球上で出された有害物質は海流に乗り、最終的に北極の海に集まるのだ
そうです。
ですから、海獣類の生肉を好んで食べる、エスキモー達の血液を検査すると
地球上のどの民族よりも、血中の有害物質が多いのだそうです・・・。
この話は教訓としても、とても有意義な話だと思います。
15日に66回目の終戦記念日を迎えましたが、原子爆弾を唯一落とされた
我が国が、原子力に依存をしてどうするのでしょうか・・・?
我が国、日本ほど自然に恵まれている国は他に無いと思うのですが・・・。
日本人だから出来る、発想力・思考力を持って「これらの問題」から
本当の意味で復興してほしいと思います。
私が子供の頃に「人類みな兄弟」と言う言葉をよく聞きました、
良い言葉ですね。
世界的に政治・経済の低迷も重なり、大きな変革の時期なのでしょう、
私達一人一人に、より一層の成長が求められているように思います・・。

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